知ってますか? ~ Apatite

 アパタイト(リン酸カルシウム)は、われわれの骨や歯の主要成分です。
 骨の65%、歯のエナメル質では97%アパタイトで構成されています

 通常われわれはカルシウムの補給は、炭酸カルシウム、乳酸カルシウムなどで行っておりますが、骨の主成分であるアパタイト(リン酸カルシウム)は、骨の強化には最適といえます。

アパタイトの応用(利用)・可能性について

 アパタイトの応用は、医科・生化学・化粧品・食品・工業材料等多岐の分野に及びますが、ここでは医科の応用について説明いたします。

1.人工骨
 アパタイトは、人の骨や歯の主成分であるため優れた生体親和性があり、すでに整形外科、歯科口腔外科領域では骨や歯の充填剤として臨床応用され、良好な治療成績が得られている。

2.癌の治療
 特殊な方法で平均36.1μmに細粒化したアパタイト(以下「HAP」という)、を用いたラットによる臨床試験を行った結果、HAPが癌の転移のおきやすい深部の部位にまで行き届いていることが確認され、 手術の困難な病巣にも有効であることが確認できた。
 また、一部医療機関では人による臨床も行われており有効な結果が得られている。今後の進展に期待がもたれる。

3.白血病の治療
 白血病細胞にHAPを添加した実験では白血病細胞のコロニー形成量が減少することがわかりました。

4.HlV(エイズの予防)
 実験の結果、HAPはエイズウイルスをよく吸着するこという結果が得られております。電子顕微鏡写真ではエイズウイルスがHAPに吸着され、破壊されているのが見られます。画期的なことです。

5.総合サプリメント
 アパタイトの人に対する安全性は確認されており、その優れた生体親和性により、特に骨粗しょう症の改善には期待が持てます。また限られた実験や臨床試験しか行われていないので意外な改善例 があるかもしれません。経口で摂取ができるサプリメントの実現が待たれます。

 この文章は、アパタイトの研究においては世界的にも第一人者である、国際アパタイト研究所代表取締役青木秀樹(工学博士・元大学教授)の複数の著書をもとに紹介しております。
 青木博士の著書は、英文であったりまた専門性が高く、一般の方には理解がしずらい面がありますので、要約した形でご説明しております。また作成に当たっては本人の了解を得ております。
 青木秀希博士 略歴