アパタイトはウイルスを吸着・破壊する
ウイルスは、他生物の細胞を利用して自己を複製させる、微小な感染性の構造物で、タンパク質の殻と内部にある核酸などからできています。
某企業がハイドロキシアパタイトをマスクに配合して、インフルエンザウイルスや花粉症を予防しようと実用化されたものがベストセラーになったことがあります。
東京医科歯科大学の山本直樹教授らと共同で行った実験を紹介します。
ハイドロキシアパタイト微結晶の0、0.05、0.5、5、50㎎をHIV-1の感染力価が4×103TCID50/mlである培地立に投入し、37℃で10~60分間振動混合を行いました。
混合後、遠心分離して上澄み液を3×104/0.1mLのMT-4細胞が培養されている培地に加え、4日間培養しました。
培養後、HIV-1の感染力価を測定すると、減少が確認されました。ハイドロキシアパタイトの添加量に反比例して感染力価が減少しました。
図35にHIVウイルスがハイドロキシアパタイト結晶によって破壊されている様子が見られます。
このようにハイドロキシアパタイト微結晶がHIVウイルスに吸着して、物理的あるいは化学的にウイルスを破壊することが推定されました。
エイズ治療に使えるかもしれません。
以上、~青木秀希博士著「医療に救世主ハイドロキシアパタイト」P60転載~
青木秀希博士 略歴